それまでの軽自動車を普通のワゴン車に買い替えて、みんなで旅行に行きたいと言うのです。
気持ちは嬉しいので一応賛成の意を示したところ、元夫はその日から「価格と古さのバランスが良い車探し」に没頭し始めました。
その時間を子どもと遊ぶ時間に使ってほしいと何度思ったことか...。
そして、遂に走行距離が10万キロ越え、10年落ちの車をめでたく手に入れました。
それから当時1歳になったばかりの子どものために、家族旅行を計画してくれました。
季節は夏、行先は山奥の温泉地でした。
自宅から片道5時間はかかる距離です。
「車内はエアコンが効くから長時間乗っていても快適だよ!」
エアコンくらいは自慢するようなことでもないと思うのですが...。
とにかく元夫の言葉を信じ、一抹の不安を少し胸に抱いたまま、子どもと車に乗り込みました。
ちなみに、ベビーシートや現地で使うベビーカーももちろん中古品です。
さて、出発したところ、私の不安はピタリと的中してしまいました...。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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