「加齢とともに体の不調が増えてきた両親。いつまでも元気に暮らして欲しいと願っていたのですが...。母の足が悪くなってしまい、家事も難しい状況になってしまいました。父は家事は何もできません。そこで私たち兄弟は、両親の今後について話し合うことにしました」
■遠くに暮らす高齢の両親の今後。決断を迫られ...
私の実父(90)・実母(80)は、私が生まれる前からずっと、地方の小さな町で農業を営んでいました。
続きを読む
私や私の兄弟は全員進学や就職・結婚を機に、父母の元を離れて暮らしています。
父母は60歳を過ぎても現役で働き続け、母は私たち兄弟に採れたての農作物を送ってくれていました。
私たち兄弟も、遠く離れて暮らす両親に、ずっと元気でいてもらいたいと願っていました。
でも、加齢とともに段々と不調が増えてきた両親。
倒れて救急車で運ばれた、病気が見つかって入院したという連絡が、たびたび私たち兄弟の元に入ってくるようになったのです。
続きを読む
交通網が発達しておらずすぐ駆けつけられるような場所ではないため、連絡があるたびに私たち兄弟はヒヤヒヤしていました。
どうにか回復しては体に鞭を打って仕事に復帰する、ということを繰り返していたのですが、ついにそれも難しくなりました。
母はずっと足が悪かったのですが、歩くことすら難しくなってしまったのです。
ついにそこまでになってしまったかと私は悲しく、そして申し訳なくなりました。
続きを読む
足が悪くなってしまっては農業は難しくなってしまいます。
それに、家事だってままならない状況です。
何より、父は家事を全て母まかせにしていたため、母が家事をできなくなってしまった今、生活が困難となってしまいました。
そこで兄弟で話し合い、ある決断をしました。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。
記事一覧に戻る