「娘たちが幼稚園のときからのお付き合いのRちゃんママ。仲良くしていたのですが、あることがきっかけで疎遠になりました。私に対する執着がすごいのです。彼女の身の上話を聞けば同情する余地はあるのですが、ちょっと怖いと思ってしまって...」
■泣きながら境遇を語り出し...
Rちゃんママがこちらをギロっと睨んでいたのです。
見たことのない形相でびっくり。
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Rちゃんママは私と目が合うと慌てて目をそらしました。
そしてその日は私を置いて帰ってしまったのです。
私がRちゃんママを探していると、同じクラスのママ友から声をかけられました。
「ずっと(私)さんに言えなかったんだけど、Rちゃんママちょっと変わってるよね」
言葉を選びながら話してくれました。
どうやら、Rちゃんママは他のママさんたちに「(私)さんとは仲良くしないで」と言っていたそうです。
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「でも(私)さんはいい人だから仲良くしたくて、でもRちゃんママがいつも睨んでくるから怖くて、どうしていいかとみんなと話していたのよ」
周りにいたママはうなずいていました。
びっくりしてしまい、その日からRちゃんママと距離を置くようになりました。
Rちゃんママは学年委員の集まりにも来なくなってしまい、どうしていいか迷いました。
夫に相談すると、今まで仲良くしていたんだし、娘ともこれからも関わりがあるんだから一度会って話してみなと。
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連絡を取り、Rちゃんママとランチに行きました。
「最近来ないけど、どうしたの?」
そう聞くとRちゃんママはポロポロと泣き出してしまいました。
「(私と仲良くするなと他のママたちに言ったこと)聞いてるよね? ごめんね...」
そう言うと、泣きながら彼女の境遇を語りたのです。
旦那さんとうまくいっておらず情緒不安定なこと。
小中学生時にイジメに遭っていて、友達を信じられないところがあること。
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そして、私が友達を作っていく姿が、自分から去っていった友達を思い出させて、どうしても邪魔したかった...と。
私も可哀相な境遇だな...とは思ったものの、「私の気持ちを分かって!」と涙ながらに訴える姿が、恋人同士の別れ話をしているようで...とても怖かったです。
その日は話を聞くだけ。
慰める言葉が見つかりませんでした。
その後は数回ランチをしましたが、離婚をきっかけにRちゃんママは引っ越していきました。
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今でも年賀状では繋がっていますが、もう会うことは...ないです。
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