「中学卒業後、エンジニア養成学校へ入学し寮生活をスタートさせた次男。でも、勉強が思うように進まず、自主退学した後、自宅へ戻ってきたのです。引きこもるようになった次男に、夫は厳しく詰め寄ります。母である私は見守るしかないのでしょうか」
■自主退学した次男はほとんど口をきかなくなり...
次男は決して頭の悪い子じゃなかった。
でも、賢い子でもなかった。
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たぶんごく普通の子どもだったのでしょうけれど、彼が義務教育後に選択した学校は、エンジニアを養成する特殊な学校。
しかも、家から通える距離に学校がなかったので入寮。
生活が全く見えない不安もありましたが、離れて暮らすぶんだけ手が離れてしまったようなところがありました。
親元を離れた次男は秋ごろから次第に様子がおかしくなり、本人に任せる形で様子を見ていたら、なんとその年に留年。
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どうやら落ちこぼれてしまったようなのです。
そして時間の経過とともに彼は自主退学という道を選びました。
彼は彼なりに親に対して負い目を感じていたのかもしれません。
家に戻ってきた次男はほとんど口をきかなくなり、ほぼ引きこもりのような状態になりました。
そんな彼に対し、夫は高卒認定を取って大学に行くことを迫り、今後の目標やそれに向けての計画表、さらには毎日何をしたのかの報告書を提出するよう、生活スケジュールの厳しい管理を求めました。
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一番つらいのは彼本人であり、いろいろ悩んだ結果としての今がある。
なのに夫から追い打ちをかけられ、同じ屋根の下にいながら夫とは顔も合わせられない状態になったのです...。
そこで思い出したことがあります。
彼が3歳くらいの時でした。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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