医師の鎌田實先生が考える「長生き」とは「90歳を過ぎても自分の足でお出かけし、人生を謳歌すること」。先生いわく、そのためには「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」、すなわち「筋肉・骨・血管・脳・腸」の5つの力が不可欠なんだとか。その5つを元気にするため、先生が50年の経験をもとに考案したのが「長生きかまた体操」。この体操は1日たった3分、朝・昼・夜、それぞれの時間帯に合わせた30秒ずつの簡単な動きで、眠っていた体を目覚めさせ、疲れを癒やします。先生の著書『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』(アスコム)には、77歳のいまもスキーや筋トレを楽しむ鎌田先生の元気の秘密が詰まっています。今回はこの本から、一生動ける体を目指すための「がんばらない体操」をご紹介します。
※本記事は鎌田 實(著)による書籍『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』から一部抜粋・編集しました。
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かまた体操の効果を最大限に引き出す「姿勢」と「呼吸」
正しい姿勢とは、耳からくるぶしまでが一直線になった状態とされています。
かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部を壁につけて立てますか?
かまた体操では、この「基本の姿勢」を常に意識します。毎日続ければ、自然と正しい姿勢が身につき、猫背、反り腰、体のゆがみも改善されていきます。
そして、もうひとつ大切なのが、呼吸。必ず鼻から息を吸い、吐くときは鼻からでも口からでもオッケーです。ポイントは、なるべくゆっくり吐き切ること。「腹式呼吸」と呼ばれるこの呼吸法は、横隔膜を上げたり下げたりするので、副交感神経が優位に働きます。心身がリラックスし、凝り固まった筋肉も緊張から解放されます。体操中も、できるだけ「腹式呼吸」を意識してください。
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かまた体操「基本の姿勢」と「呼吸」
「姿勢」と「呼吸」で、体操の効果を最大限に引き出します。
【姿勢】
・両手は体の真横に
・両足の間隔は肩幅くらいにあけ、つま先はやや外側に向けてリラックス
・足裏は親指のつけ根、小指のつけ根、かかとの3点で支えます
・胸をしっかり開いて、深い呼吸を意識して
【呼吸】
鼻から吸う
鼻から息を吸って、できるだけお腹をふくらませます。
鼻または口から吐く
ゆっくりと息を吐き出しながら、お腹をへこませます。吸うよりも、吐くほうが長くなるように意識を置きましょう。
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